ロボットコールセンターをご存知ですか?
名前は知らなくても、合成音声が受話器から流れる発信番号0120-659-437の世論調査の電話をとった経験がある方は多いと思います。現在、さまざまなシーンで需要が増えてきているというロボットコールセンターについてご紹介しましょう。
■ロボットコールセンターの仕組み
まずは、ロボットコールセンターの仕組みから見ておきましょう。電話による問い合わせや注文などは、コールセンターのオペレーターによって行われるケースが多いようですが、ロボットコールセンターでは、オペレーター業務を人に代わってロボットが行うそうです。ロボットコールセンターでは、定型の問い合わせ対応は問題ないとのことですので、初期対応として利用しているところが多いようです。また、ロボットコールセンターは電話の受信だけでなく、電話の発信も行うことが可能だそうで、電話調査などでの利用も増えているようです。
■サービス提供会社はどんな会社?
ロボットコールセンターのサービスを提供している会社についてチェックしておきましょう。このサービスを提供しているのは、2008年11月に設立された株式会社グリーン・シップという会社で、今年で設立13年目を迎えるそうです。株式会社グリーン・シップが提供しているロボットコールセンターは、特許を取得している独自のサービスだそうです。株式会社グリーン・シップのホームページでは、0120-659-437の発信番号を使って実施している調査について紹介しています。また、ロボットコールセンターはもともと迷惑電話を減らすことを目的として開発されたサービスで、ロボットコールセンターからかかってきた電話は、ダイヤルでの応対のみで完了する仕組みになっているのだそうです。
■世論調査方法としての利用
株式会社グリーン・シップのホームページを覗いてみますと、0120-659-437を発信番号として実施された世論調査として、内閣支持率調査が毎月定期的に行われていることが分かります。フリーダイヤル0120-659-437を使った発信電話がかかってきたときに、不審に思ってしまう方も多いようで、ネット上で0120-659-437が話題に上ることもあるようです。しかし、世論調査の発信番号として0120-659-437を使っていることをホームページなどで周知しておけば、受信者は安心するでしょう。ロボットコールセンターについてのご紹介と、0120-659-437を発信番号として、ロボットコールセンターによる世論調査が行われていることをご紹介してきました。
ロボットコールセンターは、世論調査意外にもさまざまな場面で利用されているようです。